抜け毛　頭皮　皮脂

�@ストレス
ストレスは血管を収縮させ、血行を悪くしてしまいます。血行が悪くなるということは髪に必要な栄養が毛根へ届かなくなってしまうのです。

�A頭皮皮脂、頭皮の手入れ
頭皮の皮脂量はとても大事で、多すぎても少なすぎてもいけません。皮脂が増えすぎると頭皮に雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化して髪を育てる細胞の働きを抑えるので抜け毛の原因となります。逆に皮脂を取り除きすぎると、頭皮が乾燥し、頭皮にダメージを与えないように過剰に皮脂を分泌します。毎日のシャンプーで頭皮の汚れがほとんど落とせていなかったり、逆に丁寧に洗いすぎる、何回も洗うということをしていると頭皮に良くないということです。

�B生活習慣の乱れ
普段から肉などの脂っこい食事ばかりしていると当然皮脂が分泌され髪には良くありません。またダイエットで食事を抜くことも同じです。必要な栄養を髪に届けることができないので、ダイエットの際も食事には気をつけなければなりません。寝不足もストレスを貯めてしまうことからよくありません。

�Cパソコンやゲームで目を酷使している。
パソコンやゲームを長時間行った場合、ずっと同じ姿勢で同じ場所を見続けています。そうすると、目、肩、顔、首の筋肉が固まり血行不良となります。これら頭の一部である目、肩、顔、首の筋肉が固まるということは同じく頭の一部である頭皮も血行不良となり必要な栄養が運ばれにくくなってしまいます。

�@正しいシャンプーの仕方を学ぶ
まずシャンプー前に、ぬるま湯だけで汚れの半分以上を落とすつもりで頭皮を洗い流すことがポイントとなります。その後、シャンプーを手で十分に 泡立ててから丁寧に指の腹で揉み出すように（指の腹でマッサージするように）頭皮を洗い、髪や頭皮の汚れや皮脂を落とします。最後に、シャンプーやコンディショナーが肌に残ることがないように、丁寧にすすいでください。シャンプー後、髪を濡れた状態にしておくと頭皮や髪を冷やし、血行が悪くなり、抜け毛の原因となりますので、ドライヤーで手短に髪を乾かすようにしてください。また朝シャンはなるべく避けましょう。髪が育つ夜に、皮脂が溜まったままになるので髪の成長を阻害します。

�A頭皮マッサージ
お風呂上りの頭皮が温かいうちに、指先を頭皮に密着させ、ゆっくり動かしながら全体をマッサージすると効果的です！また、指の腹を前髪の生え際にあて、地肌を頭部中央に寄せるという動きを10回ほど繰り返してください。

�B生活習慣、食生活の見直し
規則正しい生活（特に睡眠時間はきちんと確保しましょう）、バランスの良い食事を心がけて下さい。また抜け毛予防、髪を育てるには肉・魚・牛乳・豆類などのたんぱく質や、牡蠣・ごまなどの亜鉛、乳製品・海藻類などのカルシウム、レバー・いか・たまごなどのビタミンA、ブロッコリー・ほうれんそう・枝豆などの葉酸をバランスよく含む食事を摂ることが大切です。

�C薬用シャンプー、育毛剤を使用する
薬用シャンプーや育毛剤は頭皮に直接栄養を与えてくれます。抜け毛のタイプや自分の体質によって、それぞれに適した薬用シャンプー、育毛剤を選ばれるとより効果的です。 頭皮に脂分が多い方は、皮脂分泌抑制タイプ。生え際の薄毛が気になっている方には、男性ホルモン抑制タイプが合っているでしょう。産毛のように髪細くなり始めた方には、細胞活性タイプです。詳しくは医者やドラッグストアの店員や、薬剤師に相談してみましょう。

そもそも育毛シャンプー（スカルプシャンプー）とは？
育毛シャンプーとは頭皮の正常化を一番に考えているシャンプーのことです。一般的なシャンプーは髪の毛の汚れを落とすこと、髪の毛を美しくすることを目的としています。髪の毛を美しくするには保護剤、いわゆるシリコンを入れなければなりません。シリコンは主に科学薬品が使われています。この科学薬品が頭皮に良くなく、毛穴に薬品が残りやすいのです。近頃ノンシリコンが話題に上がっているのはこのためです。育毛シャンプーはこれらの科学薬品が含まれていないので、洗浄力は一般のシャンプーに劣りますが、頭皮には優しいのです。また頭皮・毛根への栄養、引き締め、保湿、血行促進などをサポートしてくれる成分も多数配合されています。またノンシリコンシャンプーと育毛シャンプーでも違いがあります。ノンシリコンはその名の通りシリコンが入っていませんが、界面活性剤という強力な洗浄成分が入っており、髪の毛の汚れを落とすほうに重点を置いています。基本的にはやはり髪に重点を置いたシャンプーなのです。育毛シャンプーはアミノ酸成分で作っているものが多く、頭皮に優しい成分です。よって強力な洗浄力はありませんが頭皮から不要な皮脂を落としつつも、必要な分の皮脂は残しておけるシャンプーで頭皮に重点を置いたシャンプーなのです。つまり、ノンシリコンシャンプーよりも育毛シャンプーの方がより頭皮に優しいのです。

シャンプーの種類と特徴
アルコール系シャンプー
洗浄力が高いので汚れがしっかり落ちる、泡立ち、香りが良い。しかし洗浄力が協力なので頭皮に必要な皮脂や角質まで除去してしまう可能性があります。それにより頭皮がかぶれたり、炎症を起こす場合も。代表的成分としてはラウレス酸やラウリル硫酸Naなどがあります。

石鹸系シャンプー
アルコール系シャンプーより洗浄力は劣りますが、必要な洗浄力はありますので、とても使いやすいと言えます。また最近はオーガニックに拘った石鹸系シャンプーも増えています。しかし髪の毛にツヤを出す能力がアルコール系シャンプーに劣ってしまいます。これは成分がアルカリ性のものが多いのが原因です。髪の毛や頭皮は弱酸性です。よって敏感な人が使い続けると頭皮にも影響がでる場合もあります。代表的成分としては脂肪酸〜という成分が含まれていることが多いです。

アミノ酸系シャンプー
先ほど説明した通り、育毛シャンプーはアミノ酸系が多いです。他のシャンプーと比べると肌への刺激が少ないのが特徴です。しかし洗浄力もその分落ちますが、余分な皮脂は取り除いてくれます。そもそも髪の毛はアミノ酸が原料となっているので、髪にも肌にも優しいのです。代表的成分としてはラウロイルメチルアラニンNaやココイルグルタミン酸TEAなどがあります。またコミカドという文字が入っている場合もアミノ酸系シャンプーであることが多いです。